お客様サポートにて「Google スプレッドシート」の異なるシートで、セルの内容を参照する方法をご質問いただきました。
結論は、「IMPORTRANGE 関数」を使う方法です。
参照元シートから参照先シートへ、セルに「IMPORTRANGE 関数」を設定し、参照セルも設定すると、異なるシートのセル間で、データを参照することができます。
手順といいますか、設置する内容を簡単にまとめてみましたので、参考にして頂けると幸いです。
2つのシートのセル間でデータ参照
Googleのサポートページにも記載があります。
「IMPORTRANGE 関数」を使って、データ参照できます。
エクセルや、Google スプレッドシートの操作になれている方、関数になれている方であれば問題なく設定出来るでしょう。
設定の方法1:IDをコピーする
Googleのスプレッドシートには、それぞれ「ID」が振られています。
この「ID」が重要です。
まずは、参照元シートの「ID」をURLからクリップボードやメモ帳などにコピーしておきましょう。
設置の方法2:参照先シートに関数を設定する
画像はすでに「IMPORTRANGE 関数」を設置して、セル参照した状態です。
画像の下セルに、設置関数の内容を記載してみました。
IDを貼り付け(ペーストする)、参照セルの範囲も設定する。
この設定で、異なるシート間のセル参照が可能になります!
まとめ
実際にどんな場合に、今回の「IMPORTRANGE 関数」が利用できるのか?ですが、僕の場合は、例えば、見積もり、ご請求書などで利用しますね。
これらを、お見積りシートとご請求書シートで例えば連携させておくことで、新たにデータを入力する必要がなく、お仕事をすすめることができます。
その他でも色々な利用環境があるとおもいます。
サポートさせて頂いたお客様も、事務書類作成でのご利用に現在使用・設定されているとのことでした!
関数を使ってお仕事の手間を少しでも楽にする為に、是非活用してみてください。
参考にして頂けると幸いです。