data-vocabulary.orgから
schema.orgに変更が必要!
管理させていただいております、Webサイトへの対応策について、実際調べて作業した内容を備忘録としてまとめてみます。
追記:TCDテーマ更新
TCDさまより、テーマ更新情報が届きました。
パンくずリストの最適化作業は、2月上旬から開始されていたようです。(更新情報から見る限り)
順次更新作業が進んでいると思われますので、お使いのテーマ更新情報をもとに、パンくずリスト最適化の作業(テーマ更新)を行う必要がありますので、ご確認くださいませ!!
更新ページリンク「NANO」殻になっておりますが、リンク先はテーマ更新情報の3ページ目になります。
3ページより最新ページが、パンくずリスト最適化も含めたテーマ更新情報になっているので、追加されていくと思います。
2020年1月21日 サーチコンソールからメール受信
パンくずリストの問題?!
何かエラーが起きたのかな?
自分のサイト含めて、管理させていただいている複数のサイト一部サイトに対する、大量のメールが、サーチコンソールから届いたわけでして..
さて、本題の「パンくずリストの問題」とは?を謎解くためにメールを読み、サーチコンソールへログイン・アクセスして警告メールの内容を確認してみると…
https://——– の所有者様
Googleサーチコンソールからのメール
Search Console により、貴サイトに影響する「パンくずリスト」関連の問題が 1 件検出されました。
【主な警告】
警告は、サイトの改善のための推奨項目です。警告によっては、検索結果での表示に影響がある場合がございます。また、警告が今後エラーになることも考えられます。貴サイトでは、以下の警告が検出されました。
data-vocabulary.org schema deprecated
上記の問題をできる限り解決されることをおすすめいたします。こうした問題を解消することで、サイトのエクスペリエンスや Google 検索結果での表示を最適化できます。
あなたのサイトで警告が検出されましたので、問題を出来る限り解決することをオススメいたしますと、連絡メールが届いておりました!
何が問題なのか?
現在使われている構造化データのマークアップは、「data-vocabulary.org スキーマ」を使用して、ページのコンテンツ情報を取得するためのマークアップでした。
今後は「 schema.org 」を使ってマークアップを行ってくださいとのこと。
そうしなければ、Googleの検索結果表示に影響が出る場合がありますよ。
という警告でした!
じゃ、マークアップを変更すれば…と安易に考えておりましたが…
以外に大仕事だったりするわけです。
構造化データとは?
構造化データ形式を使ってコンテンツを理解する
Googleさんは、Webサイトのコンテンツ情報を取得するために、構造化データの形式を使ったマークアップをすることで、GoogleさんがWebページのコンテンツ内容をより正確に理解する事がかのうになる。
これが構造化データの仕組み。
もうちょっと簡単に言いますと…
例えばページごとのカテゴリー分けや、今では当たり前のパンくずリスト。
パンくずリストは、Webサイトの構成を一番はやく理解することが出来るデータなので。
- ホーム
- メニュー
- プロフィール
- お問い合わせ
- ショップ
data-vocabulary.org スキーマから schema.org スキーマーへ
2020年4月6日より、「data-vocabulary.org スキーマ」のサポートを終了するともに、「schema.org スキーマー」を利用した構造化データ形式のサポートをするということです。
今までのパンくずリスト対応の構造化データではなくて、新しいスキーマのマークアップでの構造化データを使ってくださいよ。
というGoogleさんからの警告と変更のお願いになります。
参考にさせていただきました。
構造化データに関するガイドラインに準拠する
構造化データの仕組みについて
Googleウエブマスターブログ
schema.orgについて
パンくずリスト
実際にWPテーマへの影響は?
結構大掛かりな影響かと思います…
僕が管理させていただいているWebサイト、コーポレートサイトでは、WPを導入して有料テーマを使って構築されているサイトが多いです。
例えば…
- TCD 様
- Minimal WP 様
- ベクトル Lightning 様
- その他テーマ 様
など。
Minimal WP 様
マークアップを「schema.org スキーマー」に変更したパンくずリストの修正版を公式サイトブログで発表してくださっています。
修正前・修正後のマークアップを掲載してくれています。
また、修正先のファイルは「single.php」。
テーマによっては、「single-imgheader.php」「single-nosidebar.php」など、single-xxxxx.phpとなっているファイルも同様に変更してください。
minimalwp 様 お知らせ
と書かれています。
ちなみに変更前と変更後のパンくずリストの構成はこの様になっていました。
変更前のパンくずリスト
変更後のパンくずリスト
引用先ブログのURLはこちらです。
https://minimalwp.com/25209/
TCD 様
お客さまが直接、お使いのWPテーマ:TCD 様のテーマについて、今回のパンくずリストのグーグルサーチコンソール警告メールの内容を元に、対応策などについてお問い合わせをしてくださいました。
どうもありがとうございます。
現在対応策などを検討中。
ご連絡準備が整い次第、改めてご連絡させていただきます。
という内容だったそうです。
TCD 様 現在対応策を検討中ということなので、焦らずご連絡届くのを待つことにします。
その他 様
多くのテンプレートがありますので、全てチェックすることはとても大変で時間と労力が途方もなくかかります。
しかし、お使いのテンプレートが、対応済みなのか?未対応なのかを確認する必要があります。
新しいマークアップへ対応する場合には、直接例えば「xxxxxxxx.php」を修正してもOKです。
ただし、親ファイルを修正するか、子テーマファイルを修正するかによって、異なりますのでその辺りは十分吟味してから作業に着手したほうが良さそうです。
または、テーマ開発元にお問い合わせして、対応していただけるのか?只今検討中なのか?を確認してから、直接ファイルを修正しても遅くはないと思います。
焦らずじっくりが必要かもしれません。
2020年4月6日でGoogleがdata-vocabulary.orgのサポートを終了
構造化データのタイプを変更する期限は、4月6日まで。
それまでに、「schema.orgタイプ」にマークアップ変更を済ませておけばOK
済ませた後は、「構造化データテストツール」 GoogleさんのテストツールWebページにて、チェックしてみることをオススメいたします。
テストツールの操作は簡単です。
新しいパンくずリストのマークアップに修正・変更後に、サイトのURLを入力するだけです。
うまく修正・変更が完了していれば、エラーはゼロです。
以上、個人的作業を行った備忘録としてまとめてみました。
同じ内容でお困りの方の参考になれば幸いです。