リダイレクトの方法は複数あります。
古いHPから新しいHPへ
リダイレクトとは?
ウェブサイトにおけるリダイレクト(英: redirect)とは、ウェブサイトの閲覧において、指定したウェブページから自動的に他のウェブページに転送されること。URLリダイレクト(URL redirection)とも言われる。
ウィキペディア
ホームページ制作にあたり、必ずと言っていいほど行う作業があります。
「リダイレクト」設定。
古いホームページを長年運用していると、それなりに検索エンジンからの信頼と評価があります。
新しいホームページへ移行させる場合に、古いホームページを残したいというクライアント様もなかには居ます。
しかし、それではせっかく新しいホームページを作る意味も半減してしまいます。
そういう意味でも、古いホームページをお持ちの方には、必ず「リダイレクト」についてご提案・作業ご了承をいただくようにしています。
つい先日のHP制作納品させていただきましたが、「リダイレクト」設定が必要な案件でした。
古いHPの検索エンジンの評価が良いので(上位1ページ表示)この評価を、新しいHPへ移行する作業を行いました。
物理的に一般的な方法が通用しない場合もありますが、ほとんどは何かしらの方法があてはまりますので。
僕が過去にやった方法を、自分の備忘録としてブログにまとめますので、何かの参考になれば幸いです。
ぷらら無料サイトからワードプレスへ
htaccessが使えたので…
お客様の古いホームページは、無料で使えるサーバー、「ぷらら」でした。
※無料と言っても月々のプロバイダー契約料金はお支払いになりますが…
僕自身、「ぷらら」を使って新しいホームページへ移行ははじめての経験でした。
そもそも、「ぷらら」が「リダイレクト」を設置するための方法が使えるサーバーなのか?から、調査に入りました。
まずはググって、クライアント様からの情報もいただき、相互に合わせて判断しました。
結果、サーバーを操作することが可能なプランでご利用されていましたので、FTPを使って「htaccess」をルートディレクトリに設置して、「リダイレクト」を設定しました。
htaccessの書き方
ぷらら無料サーバーから、新ホームページ(ワードプレス)へのリダイレクト方法は、htaccessファイルを、ぷららサーバーにFTPソフトでアップロードしました。
アップロード先は、ルートディレクトリです。
※サーバーによってはhtaccessファイルが使えない場合もありますので、要確認です。
僕が今回書いた内容はこちらです。
Redirect 301 /古いHPルートディレクトリ/ https://at__arashihome.jp/
301リダイレクトと302リダイレクトの違い
リダイレクトには、301リダイレクトと、302リダイレクトがあります。
ここでは言及ははしません。簡単にまとめておきます。
301リダイレクト
旧URLから新URLへ「恒久的に転送」すること
302リダイレクト
旧URLから新URLへ「一時的に転送」すること
なお、Google検索セントラルには以下のように明示されたページがあります。参考までに…
まとめ
こちらのサポート事例の結果、現在はURLの評価も引き継がれ検索結果も狙った「キーワード」で上位をキープしている状況です。
旧URL、旧HPも長年運用されていたためドメインの評価、検索結果も一定の条件を満たした状態でした。その評価をリダイレクト設定を行い、新URL、新HPへ引き継ぐことが出来てホッとしました。
これで一つ経験させて頂き勉強することが出来ます。この方法を同じようにこれから操作される方の参考になれば幸いです。