記事更新情報
2021/2/13に投稿した記事に、2項目追加してリライトしました。
初めてのMacでe-TAX
初めて、Macから e-Tax(Web版)を使った確定申告を行いました。申請は無事に終了し現在ホッとしております。今年令和3年ですが、また新たに頑張ろう!という気持ちの切り替えになりました。
さて、確定申告終了ということですが、実は実際に開始するまでスムーズには行かず…よく手順書を読まずに始めた!ということもありますが…
実際には、手順書読んでも恐らくパソコンやインターネット等に不慣れな方が、Macでe-Taxを行うのってかなりハードルが高いのでは?と思いました。
そこで、僕自身の備忘録としてもブログ記事にまとめておきたいと思います。
これから、パソコンがMacの人でe-Tax(Web版)を使って令和2年度分の確定申告を行う方の参考になれば幸いです。
e-Taxに必要なもの
今回僕がe-Taxで確定申告を行う上で必要になったものをピックアップしました。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカード登録時の3種類のパスワード(場合によっては3種類すべて同じパスワードで登録している場合もございます。)
- パソコン(僕はMac)
- ブラウザはSafariのみです。
- カードリーダー
- プリンター(控えと添付資料貼り付け台紙を印刷するため)
- 確定申告書類データ(ソフトウェアをご利用の場合、e-Tax対応未対応の確認と、Web版申請に必要なデータのダウンロードを事前に済ませておいてください)
です。
マイナンバーカードは、令和2年度中に申請しておきました。Web上から申請しまして、約一ヶ月ほどでハガキが届き近くの区役所に出無事受け取りました。
パソコンは、MacでmacOSのバージョンは、Catalina 10.15.7 です。
カードリーダーは、NTTCommunications ICカードリーダライタACR39−NTTCOM(接触型)です。
プリンターはEPSONです。
準備と設定
これだけ揃えば、パソコンを少し使える方なら考えることは同じではないでしょうか?
パソコン立ち上げて、カードリーダー接続して、マイナンバーカード挿して、e-Taxサイトにアクセスして、ログインして…
そうそう甘くなかったです。
これ、最新のパソコンであればなおさらです。
接続機器のドライバーは必ずダウンロード、インストールが必須です!
Macの場合、iOSバージョンによって、カードリーダのドライバも変わります。
カードリーダのドライバーインストール
インストールが必要なものは、カードリーダのドライバーです。
僕が使っているリーダは、ACR39-NTTCOMというもの。
NTTCommunications のサイトからドライバーをダウンロードします。
設定方法はPDFファイルをダウンロードして内容を確認しましょう。
利用者クライアントソフトのインストール
パソコンで、
・マイナンバーカードを使って行う場合
・スマホを使ってスマホをカードリーダ端末として使う場合
それぞれ確定申告を行う場合に、必ず必要なソフトになります。
確定申告を行う環境によってことなりますので、必ず、e-Taxサイト、公的個人認証サービスポータルサイト等でご確認ください。
利用者クライアントソフトとは、公的個人認証サービスを利用した行政手続き等を行うときにマイナンバーカード(ICカード)に記録された電子証明書を利用するためのソフトウェアです。
公的個人認証サービスポータルサイト
https://www.jpki.go.jp/download/index.html
Macの動作環境一覧
動作環境一覧が掲載されていますので、必ず確認してください!
インストール手順書(PDF)がありますので、事前に確認してからダウンロード・インストールすると良いでしょう。
https://www2.jpki.go.jp/download/pdf/install_mac3_4.pdf
ここまでの準備と設定が出来て、ようやくe-Taxで確定申告が…まだ出来ません!!
まだ、やることがあります!
事前準備セットアップ
【追加項目です。】
e-Taxを利用するためにもう一つ事前準備が必要になります。
Macの場合は、「Macintoshをご利用の方」から、事前準備セットアップを行ってください。
safariの機能拡張の設定
【追加項目です】
事前準備も完了したら、e-Tax(WEB版)にログインしてみましょう。
この時以下のようなエラー表示が出る場合があります。
このエラー表示が出た場合には、判定結果「✗」のところに表記されている「Safari機能拡張」を開いて確認が必要になります。
Safariの機能拡張を開き画面左側の各項目
に、チェックを入れてください。
こちらのチェックを2つともONにする必要があります。
チェックON後に「e-Tax(WEB版)」へログインしエラー表示が出ないことを確認してください。
利用者識別番号の取得
マイナンバーカード方式で、確定申告を行う場合に必ず必要になる番号になります。
利用者識別番号を取得するためには、
- 利用者クライアントソフトのインストール
- カードリーダドライバーインストールと設定
を終わらせてから行うとスムーズに取得できます。
終わらせていない場合には、途中で利用者クライアントソフトのインストールを促す表記が表示されます。
利用者識別番号の取得登録は、こちらの「受付システム ログイン」画面へ からログインしてください!
※カードリーダーはパソコンに接続しておいてください!
利用するための手続きのみどりのボタンからログイン
※利用開始方法(利用者識別番号をお持ちでない方」PDFがありますので、始める前に確認するとよいでしょう。
https://www.e-tax.nta.go.jp/kanbenka/mynumber_image2.pdf
※すでに利用者識別番号をお持ちの方もPDFがありますので、確認するとよいでしょう。
https://www.e-tax.nta.go.jp/kanbenka/mynumber_image1.pdf
晴れて利用者識別番号が発行されると、このような番号形式で送信されます!
こちらは、デジタル、紙印刷の両方で保存してください!
ここまで準備、設定がひとまず終わったら、お茶でも飲んで休憩しましょう!
e-Taxで確定申告!
いよいよ、e-Taxへのログインです!
この時点でも、カードリーダーを接続しておいてください。
ログインでマイナンバーカードの情報と支持された、パスワードが必要になりますので!!
e-Taxサイトへアクセス。
ログイン画面へのURL
利用者情報の登録
マイナンバーカードを使って、e-Taxの利用者である自分の情報を登録します。
この登録がなければ、e-Taxを始めることができません。個人情報になりますが、マイナンバーカード方式ですと、カードに保存・記録された情報を読み込んでくるので難しい操作はありません。
流れに沿ってすすめてください!
申告・申請・納税データの作成
僕は、オンラインソフト(青色申告用)を使っています。Macで利用していますが、Macの場合作成データを直接e-Taxへ送信することが出来ません。
一度、データをダウンロード(.xtx)し、e-Taxソフト(Web版)でこのデータを読み込ませ(アップロード)ます。
※e-Taxサイトでは、事前に作成したデータ(.xtx)の内容を確認することも出来ます!
利用登録が済んだら、申請を進めて、最後にデータを送信で、確定申告申請は終了になります!
e-Taxソフト(Web版)について
e-Taxソフト(Web版)利用ガイド
まとめ
e-Taxを行うまでの準備と設定がとても大変でした。
利用ガイドなどを読み込んで、確認して、自分の環境で必要な条件を一つ一つチェックしながら進めたので、ほぼ1日かかりました。
準備が整い申請を始めたのは次の日。要するに今回は2日にまたがっての作業になりました。
片手間では出来ないはじめてのe-Tax。
なめてかかると大変ですので、じっくりと腰を据えて焦らず時間を取って、取り組んでみてください。
今回まとめた内容が、これからMaxでe-Taxを始める方に参考になれば幸いです。
引用させていただいたサイトURLです。